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お知らせ

漢方医学講座の 三潴 忠道 教授が出前講座を行いました。

 平成28年4月21日(木)に、会津若松市河東地区保健委員会 様からのご依頼により河東地区保健委員会総会の一環として、会津若松市河東公民館にて漢方医学講座の 三潴 忠道 教授が出前講座を行いました。

 今回は「健康に活かす漢方の考え方」というテーマで、講演を行いました。

 上があれば下があるように、物事には対になるものが存在します。
 漢方医学でも人の健康状態を「陰」か「陽」かで判断します。陰性の方は顔色が悪く非活動的な人を、陽性は体が赤く熱が高い状態の人を指します。病態の進行状況で見れば、陰性の状態である方が悪い状態だと言えます。
 食べ物にも同じように陰性、陽性があり、砂糖や酢、生もの等が陰性食品と言えます。
 全く食べない方が良いということではなく、時と場合を考えて、その時に合ったものを食べれるのがベストです。
 「秋茄子は嫁に食わすな」という言葉はこういった漢方の考え方から言われているのかも知れません。
 こういった漢方医学の考え方を日常に取り入れ、皆さんの健康に寄与することが出来れば良いと考えています、と講演しました。

 質疑応答では参加者から「病気になった際には、どのようなタイミングで漢方に罹れば良いのか」という質問をいただきました。
 それに対して「病気になったからすぐ漢方に頼るのが一番ということではなく、まずは一度かかりつけの医者に診てもらうのが適切である。西洋医学だけでは良くならないという時にも有効となり得るかも知れない。」と回答しました。

 参加していただいた28名の皆様、ありがとうございました。


※出前講座については随時受付を行っております。詳細はこちらをご覧ください。

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