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お知らせ

漢方医学講座の 三潴 忠道 教授が出前講座を行いました。

 平成28年1月29日(金)に、福島県会津保健福祉事務所 様からのご依頼により会津地区食生活改善推進員支援研修会の一環として、喜多方プラザ 小ホールにて漢方医学講座の 三潴 忠道 教授が出前講座を行いました。

 今回は「漢方の考えを参考にした健康づくり -食の重要性-」というテーマで、講演を行いました。

 まずは、漢方医学とはどういったものか・どういった治療法があるのか・漢方薬にはどのような種類のものがあり、それぞれどういった効果があるのかについて説明しました。
 ニンジンやサンショウなどの漢方薬と同様に、食べ物にも身体に影響を及ぼす効果がある。特に、体を冷やす効果のある陰性食品には注意が必要である。ただし、そういった食品を全くとらないようにするということではなく、そのような効果もあるということを頭にいれて食生活の改善に役立ててほしい、と説明しました。

 質疑応答では「西洋医学による考え方(治療)だと人工的なもので体に悪影響があり、漢方医学だと自然のものを利用していているので体に良い、と聞いたことがある。これからは漢方に頼るようにした方が良いのか」と質問がありました。
 それに対して「西洋医学が体に悪いということはない。むしろ日本が長寿大国になれたのは西洋医学の急速な発展があったからである。どちらかが良い・悪いということではなく、お互いに補い合う(助け合う)関係で協力していっているところである」とお答えしました。


 参加していただいた約200名の皆様、ありがとうございました。


※出前講座については随時受付を行っております。詳細はこちらをご覧ください。

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