Fukushima Medical University

福島県立医科大学会津医療センター

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〒969-3492 福島県会津若松市河東町谷沢字前田21番地2

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漢方医学センター

漢方医学センターについて

 古代中国医学は鍼灸と湯液(漢方薬)を両輪として約2000年前に集大成されましたが、日本では伝来後1500年余を経て我が国の伝統医学・漢方となりました。現在では約9割の医師が漢方薬を用いています。しかし鍼灸師は医師と異なる免許であり、病院など医療現場における鍼灸の活用は乏しい状況です。
 漢方医学センターでは入院病棟も備えて煎じ薬を用いた本格的な湯液診療(漢方内科)や鍼灸診療(漢方外科)を実施し、現代西洋医学だけでは十分な満足の得られない難病や重症の患者さまなどのお役に立ちたいと願っています。湯液と鍼灸が協調し、現代医学とも連携して新たな医療体系を構築し、地域住民の皆様の健康に寄与するとともに、会津から全国や世界への発信を目指します。また医療現場に漢方医学を正しく普及するとともに専門家を育成するため、医学生や医師とともに鍼灸師の教育と研修に取り組みます。湯液診療を支える良質な生薬の確保と調剤法、鍼灸の有効性なども研究してまいります。

医師紹介

三潴 忠道(みつま ただみち)

【 職名 】
福島県立医科大学会津医療センター
附属病院副病院長(業務担当)
漢方医学講座 教授
【 専門分野 】
総合内科、漢方診療
【 資格等 】
医学博士
日本東洋医学会認定専門医・指導医、監事
【 メッセージ 】
 千葉大学在学中から有名な漢方医の指導を受け、入院を持つ漢方医を目指すようになりました。外来を受診される患者さんだけでなく、入院が必要な重症の方にこそ漢方も使ってお役に立ちたいと考え続けています。大学卒業後はまず西洋医学の研修をし、その後は漢方本来の生薬(煎じ薬)を用いて外来だけでなく入院患者さんに対する漢方診療を継続中です。
 寿命が延びたといっても人生は100年以内、一回限りです。皆様には必要に応じて漢方診療も利用され、少しでも楽しく生きがいのある人生をお過ごしいただきたいと願っています。また研修の医師、医学生を受け入れて、漢方の普及にも努めたいと考えています。

鈴木 雅雄(すずき まさお)

【 職名 】
福島県立医科大学会津医療センター
漢方医学講座 准教授
【 専門分野 】
鍼灸診療
【 資格等 】
鍼灸学博士(明治鍼灸大学)
医学博士(京都大学)
鍼灸師
【 メッセージ 】
 漢方医学は湯液(漢方薬)と鍼灸の相補関係で構築されている医学体系です。鍼灸医学は飛鳥時代(約1300年前)に朝鮮半島より伝来され、以後より日本人の体や疾病に合わせて治療体系を発展させた自国の医学です。漢方医学は現代医学とは違った診療体系を持っているため、現代医学と併用することにより疾病の治癒を早めたり、様々な症状の改善に有効です。私も重度の小児喘息を患っており何度も死にかけていましたが、鍼灸と湯液治療を半年間受けて以来、喘息が出なくなり現在もコントロールは良好です。漢方医学によって助けられた命ですので、今度は私が鍼灸で一人でも多くの患者さんを助けたいと考えております。
 会津医療センターでは鍼灸診療を外来(漢方医学研究室鍼灸部)や入院において実施しておりますので、鍼灸が患者様の病気の回復の一助になれば幸いです。
鈴木雅雄

鈴木 朋子(すずき ともこ)

【 職名 】
福島県立医科大学会津医療センター
漢方医学講座 准教授
【 専門分野 】
総合内科、呼吸器内科、漢方診療
【 資格等 】
医師、医学博士
日本内科学会認定医、日本呼吸器学会専門医、日本呼吸器学会指導医
日本東洋医学専門医
【 メッセージ 】
 漢方薬は、必ずしも疾患に対して処方されるのではなく、患者さんの状態に応じて処方が決まります。そのため漢方診療は、漢方的診察に加え患者さんと話し合いながら漢方処方を決めるという特色を持ちます。患者さんが抱える症状、一見病気に関係ないようにみえる症状が重要な意味を持つことも多くあることから、日ごろから患者さんがご自分の状態をご自身で把握することが大切です。この「ご自身の、ご自身による、ご自身のための観察」は、現在抱える病気のみならずこれまでの生き方を見つめなおすチャンスにつながるかも知れません。
 超高齢化社会、年を取ることに前向きになれない風潮の中、よりよく年を重ねるお手伝いができればと思います。目まぐるしい環境の変化、インフルエンザに代表されるような果てしなく続く感染症との闘い、その中でも耐えうる身体力、いわゆる免疫力を備えた体を作る手助けを漢方薬は担うことができるかもしれないのです。
 現代医学と漢方医学の両者に基づく治療を享受できるのは日本のみであります。この利点を是非活かし、より良い医療を提供することが私の使命と考えております。
鈴木朋子

伊関 千書(いせき ちふみ)

【 職名 】
福島県立医科大学会津医療センター
漢方医学講座 助教
【 メッセージ 】
 私はこれまで主に西洋医学の中の神経内科分野をやっておりました。特に、神経の難病や認知症、高次脳機能障害の患者さんやご家族は、長い期間、病気を持ちながら生活をしなければならないので、生活の質を保ってより幸福になってほしいと試行錯誤してきました。漢方の診療は、患者さんの複雑な心身と病気を捉える独特の方法を持っています。今後は、漢方の診かたを生かして、患者さんが病気とどう付き合うかを一緒に考えさせていただきたいと思います。
伊関 千書

古田 大河(ふるた たいが)

【 職名 】
福島県立医科大学会津医療センター
漢方医学研究室 助手
【 専門分野 】
鍼灸医学
【 資格等 】
鍼灸師
【 メッセージ 】
 会津医療センター内には附属研究所漢方医学研究室に鍼灸部が併設されており、外来のみならず入院の患者様に対しても鍼灸治療を実践していきます。近年、鍼灸治療は様々な病気に対しても有効性が示されてきています。漢方医学は主に「湯液」と「鍼灸」に大別され、その両輪を駆使することで真の実力を発揮できると思います。
 また、臨床だけでなく鍼灸医学に関する臨床研究なども行い、この会津若松の地から幅広く発信していければと思っています。特に健康関連QOL(Quality of Life)に対する鍼灸治療の影響についての研究を進めていきます。
 地域の皆様のお役に立てるよう、全力で取り組んで参ります。
古田大河

佐橋 佳郎(さはし よしろう)

【 職名 】
福島県立医科大学会津医療センター
漢方医学研究室 助手
【 専門分野 】
生薬の市場品の把握(生薬の生産地から臨床の現場まで)、良否鑑別及び妥協点の判断。
【 資格等 】
薬剤師、鍼灸師
【 メッセージ 】
 漢方内科では、院内で調剤された煎じ薬・丸・散剤を主に用いるという真の意味での本格的な漢方治療が受けられます。使用する生薬の吟味・把握のためには、「生薬の生産地から臨床の現場まで」をモットーに生薬屋と自負する小生が日本向け生薬の90%以上を生産する中国へ出向いております。漢方治療を通じて患者様と生薬の面からも関わって行けたらと思っています。
佐橋佳郎

Aizu Medical Center 〒969-3492 福島県会津若松市河東町谷沢字前田21番地2

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